薬剤師・医療ジャーナリストとして、そして4児の母として歩んできた私も、年齢を重ねるなかで感じることがあります。
誰もがいずれ高齢者になる――だからこそ、今をどう生きるかが大切です。
人生の後半も心と体が前向きでいられる「幸齢者社会」を目指して。
現場の声とともに、“幸せなエイジング”を発信していきます。
医療ジャーナリストとして、多剤投与、薬の副作用などについて取材を続け記事として発信しています。
薬剤師として30年以上、20万人以上の患者さんと向き合ってきました。外来だけでなく在宅業務にも関わり、日本の医療の課題を肌で感じてきました。
4人の子供を育てるシングルマザーでもあり、命と向き合う日々を重ね、薬物乱用防止の啓発にも力を注いでいます。
多剤投与や薬の副作用、在宅医療の限界――
薬剤師・医療ジャーナリストとして、私はこれまで多くの問題を記事として発信してきました。
けれど、いくら問題提起をしても、現場の現実はなかなか変わりません。
介護の問題も同様です。
親の介護に悩む現役世代は、仕事や子育てと両立しながらも、
「本当はもっと寄り添いたい」と願い、心をすり減らしています。
一方で、介護をプロに任せようとしても、その“プロ”が足りない――
介護職の給与や待遇が改善されなければ、人材は集まらず、支える仕組みが崩れてしまうのです。
医療も介護も「誰か任せ」では限界があります。
だからこそ私は、現場の声を政策に反映させたい――そう思い、政治の道を志します。
変える力は、現場にいる私たちにこそある。
声をあげ、仕組みを変える。その一歩を、私自身が踏み出します。
精神科医で作家でもある和田秀樹先生が党首の幸齢党の理念に賛同しています。
政治活動の経験がない私ではありますが、出来ることから確実に進んでいきたいと思います。
私は、幸齢党の掲げる「10大政策」に深く共感しています。
特に、「臓器別診療から総合診療へ」という医療のあり方の見直しは、薬剤師として30年以上、20万人以上の患者さんと接してきた私にとって、強く賛同したい点です。
高齢者は複数の疾患を抱えがちで、臓器ごとにバラバラに診る現行の医療体制では、多剤投与や副作用のリスクが高まり、本来の健康を損なう結果になりかねません。一人ひとりを“全体として診る”医療の実現が必要です。
また、「医療費を合理的に減らす研究」の推進も、現場の視点から強く支持しています。現場を切り捨てるようなコストカットではなく、科学的根拠に基づいて本当に必要な医療を見極めることこそ、これからの時代に必要です。
さらに、「薬害や副作用の報道を公正に」「栄養と免疫力への正しい啓蒙」といった、国民の“知る権利”と“自分で選ぶ力”を支える政策にも共感しています。私は薬物乱用防止の啓発にも携わってきましたが、正しい情報こそが命を守ると確信しています。
これらの政策は、決して高齢者のためだけではありません。
親の介護に悩む現役世代、支える介護職、そして未来の私たち自身のための改革です。
だから私は、幸齢党とともに「幸せに年を重ねられる社会=幸齢社会」の実現を目指して、政治の場に立つことを決意しました。